九州の醤油はなぜ甘口でおいしいのか。

知る・楽しむ

お醤油には地域によって味わいに違いがあるのをご存知でしょうか?
本ページでは九州地方で愛される「甘口醤油」について、「特徴」「甘い理由」を弊社ヤマエ食品のおすすめ3選と併せてご紹介させていただきます。

九州の甘口醤油ってどんな醤油?

日本農林規格(JAS)により定められている醤油は
「濃口(こいくち)・淡口(うすくち)・溜(たまり)・再仕込(さいしこみ)・白(しろ)の全部で5種類となっております。

このお醤油の種類の中で、今回ご紹介する九州の「甘口醤油」は「濃口醤油」の中に含まれます。
甘口で濃いのが特徴となっています。

九州の醤油が甘口な理由

歴史的背景

江戸時代、九州長崎の出島を通して、オランダとの交易が始まり、砂糖が持ち込まれ、サトウキビの栽培が盛んとなりました。
そのため、九州地方は当時高級だった砂糖やフルーツや芋など甘いものが昔から手に入りやすく、醤油の塩辛さを和らげるために砂糖を入れたり、甘い料理を作るのに便利なように醤油に砂糖を入れ始め、甘口の醤油ができたと言われています。

気候

また九州の醤油が甘口な理由は、気候の面からも言えます。
九州は気温が高く、寒い地域よりもたくさん汗をかきます。
不足した糖分と塩分をチャージするために、甘辛い料理が好まれ、甘口のお醤油も受け入れられたそうです。

焼酎を嗜む文化

食事といえばお酒、ここにも醤油が甘口である理由があるのと言われています。
南九州のお酒と言えば「焼酎」が有名ですよね、黒霧島も九州宮崎のお酒です。
辛口の焼酎には甘い肴、甘い料理には甘口の醤油が合うということで、今でも九州地方を中心に甘口醤油は愛されています。

ヤマエ厳選オススメ甘口醤油

弊社ヤマエ食品工業株式会社は九州の宮崎に本社を構え甘口のお醤油を作っております。
下記オススメ甘口醤油3選をご紹介いたします。

上級あまくちむらさき

上級あまくちむらさき360ml

弊社で1番人気の甘口醤油。
醤油独特の臭みや塩辛さがなく、まろやかでお料理をさらに引き立ててワンランク上の仕上がりにしてくれます。
うまみと甘味の強いのか特徴で、かけ醤油や、納豆、卵かけご飯、煮物などいろんな料理にお使いいただけます。

だんらん 極あまくちしょうゆ

弊社のだんらんは塩水の代わりに、生醤油で麹(こうじ)を仕込んだ贅沢な甘口醤油です。
一度生醤油を作り、さらに生醤油で仕込む二段階の手間と熟成で濃厚で芳醇な醤油に仕上がっております。甘さを極めたヤマエで一番甘いしょうゆです。
煮炊きに使ったりかけても美味しい商品です。

本醸造あまくちさしみ醤油

香りと甘さが強いのが特徴の甘口なさしみ醤油です。
粘度がある分体感的には弊社で最も甘い醤油かもしれません。
こちらも二段仕込み・本醸造の贅沢な甘口醤油となっております。
お刺身にかけ醤油として使うのはもちろん、かまぼこやお餅なども美味しくいただけます。

ヤマエ食品ではそのほかにも多数商品を取り揃えております。
商品一覧をぜひご覧くださいませ。

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